マッサージや揉みほぐしで改善しない理由

「腰痛」のみならず「肩こり・首のこり」であっても

動かした場合に痛むなどの具体症状に対して

手技療法として症状を改善させるにはかなりのコツや知識が必要です。

 解剖学や生理学的基礎知識も必要となれば

適切な手技技術も必要となります。

 

その理由として・・・。

 

腰痛を例にとってご説明します。

 

① つらい痛みを発生させる場合は、いわゆる凝りという程度ではなく

過緊張状態となっており、筋肉は強い緊張状態におかれています。

また腰痛を例にとれば

腰痛を発生させる筋肉は表面的な位置ではなく

背骨に近く深い部分になる事が多くなります。

有名なものでは”大腰筋”などがあります。

通常の体表面に近い筋肉を揉むマッサージ手技では届きにくいのです。

 

②また、同じ腰の痛みと言っても

痛み方(どの様な動作がやりにくいか?など)また

他の随伴症状や症状によって緊張を起こしている筋肉が違います。

問診は当たり前として、歩行動作やお体のうごかし方や徒手検査など

(施術者によって情報の採り方は異なります)
知識と経験に裏付けされた鑑別が必要となります。

 

 

漠然と腰を揉んでも効果がないのはこの為です。

 

患者さん(お客さん)の「ここ揉んで!」の言うとおりではまず無理です。

顧客満足考えるとこれでも良いのかもしれませんが・・・。

 

①と②を踏まえて

(知識と手技技術をもっている前提として)

適切な手技+適切なポイントをおさえる事で

腰痛の一時的な痛みの緩和は可能です。

あくまで一時的な緩和です。 

 

腰痛を治癒していくためには 

腰という部位は人体において重心を構成する部位です。

言い方を変えますと”体幹”の最も重要な部位です。

上半身の捻じれや歪み、下半身の捻じれや歪み。

全身的な視点で腰部に対して働く負担のアンバランスさを考慮して処置が必要です。